育児をしているとよく耳にする「叱らない子育て」。危険なことをしていたり友達を嫌な気持ちにさせたりと、子どもを叱るべきと感じる場面でも叱らずに見守っている親が気になるという方も少なくないようです。本来「叱らない子育て」とはどのようなものなのでしょうか。「叱らない子育て」について助産師監修で詳しくご紹介します。
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「叱らない子育て」とは?
叱らない子育てとは、むやみやたらと子どもを叱らずにほめて伸ばすという育児法です。しかし、子どもが何をしても叱らないというわけではありません。その育児法を見ていきましょう。
何をしても「叱らない」というわけではない
叱らない子育てとはいえ、単に「何に対しても叱らない」というわけではありません。叱らない子育てをしていて失敗したというママのなかには、叱らない子育ての意味をはき違えている方が多いといわれています。
叱らない子育てには、主に下記のような方法があります。
・叱る場面で大人の感情を抑える
・叱られるような行為をしたときに「なぜそうしたか」を考える
・子どものうちは結果よりも過程を尊重する
・「やめなさい」「ダメ」と頭ごなしに叱らない
・子どもの好奇心や自尊心を尊重する
・なるべく子どもの考えに耳をかたむけ、主体性や意欲を尊重する