ままのて

妊娠初期は流産が起こりやすい時期といわれています。妊娠初期のそれぞれのステップ別に、流産の発生する確率はどのように変化するのでしょうか。また、年齢によって流産の確率は変わるのでしょうか。心拍確認後、妊娠初期の流産の確率や原因について、産婦人科医監修の記事でお伝えします。


本ページはプロモーションが含まれています


流産とは?

「流産」とは、妊娠初期から妊娠22週より前までに、妊娠が継続できなくなることをいいます。妊娠22週以降は流産ではなく、「死産」という言葉が用いられるようになります。

流産のほとんどは、妊娠12週までの妊娠初期に発生しています。妊娠初期の流産の原因は、ほとんどが染色体異常や遺伝子の異常によるものになります。いわば自然淘汰のようなもので、何か特定の原因があるわけではありません。流産になってしまっても、決してママのせいではないということを覚えておきましょう。


妊娠初期の流産の確率は?

引用元:https://cdn.mamanoko.jp/attachments/f4ccda73083c2fa01ec13967a87036c3ec7c6144/store/limit/620/620/dc2ea61d6dfdbf162058d764d840a33fcb836d10bf322c6d2efaa1a33ccf/image.jpg

妊娠初期の各段階によって、流産の確率はどのように変化するのでしょうか。初期流産は、染色体異常や遺伝子異常によるいわば自然淘汰。妊娠週数が進むに連れて、流産の確率は低くなっていきます。

流産が起こる確率は、妊娠全体のおおよそ15%とされています。そのうちの約9割が、妊娠初期の妊娠12週前までに起こるとされています。

また、そのうちの1割は、妊娠1ヶ月までに化学流産(生化学妊娠)しているといわれています。化学流産の場合には妊娠の自覚がない場合も多く、いわゆる「流産」としては取り扱わないケースが多くなります。


続きを読む