赤ちゃんが産まれて1ヶ月が経つ頃、まず最初の一大イベントとも言える、1ヶ月健診。赤ちゃんを連れての外出が初めてになる方も多いでしょう。今回は、1ヶ月健診の内容や、かかる費用、質問項目、適した服装などについてまとめました。
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1ヶ月健診とは
赤ちゃんが生まれてから、約1ヶ月後に行われる、赤ちゃんとママのための健康診断です。出産後、退院するときには日時が決まっていることが多く、赤ちゃんの成長や、ママの産後の心身の状態を確認する大事な健診ですので、必ず受診するようにしましょう。
河井先生のヒトコト
最近では生後2週間の健診がよく行われています。
この時期は、ママさんたちに母乳や育児、赤ちゃんのことで不安が増してくるころで、1ヶ月健診まではまだ日数があるため、健診を行い、相談ができるように配慮している産院があります。
1ヶ月健診の健診内容
赤ちゃんの1ヶ月健診
■身体測定
赤ちゃんの体重や、身長、頭囲、胸囲の測定を行います。なかでも一番重要なのが体重の増え方です。赤ちゃんがうまく母乳やミルクを飲んで栄養状態が良いかどうかの判断基準になります。
■全身のチェック
腕や股関節を動かして身体の柔らかさや、湿疹がないか、その他異常がないかなど、全身を細かくチェックします。普段、赤ちゃんのお世話をしていて気になることがあれば、申し出て、診てもらうと安心です。
■原始反射のチェック
モロー反射とも言いますが、生後間もない赤ちゃんは、大きな音を立てたときなどに、両手を広げて抱きつくような動作を見せるます。このような原始反射のチェックを行います。
■ビタミンK2シロップを飲ませる
新生児はビタミンKを作る機能が未熟です。ビタミンKが不足すると新生児メレナや突発性乳児ビタミンK欠乏性出血症になる可能性があります。これを予防するために、多くの病院ではビタミンK2シロップを飲ませます。