妊娠中は身体の変化によりむくみやすくなるといわれています。むくみに悩む妊婦は多く、特に妊娠中期から後期にかけて気になり始める人が多いようです。特に手足のひどいむくみは、外から見える部分でもあるため改善したいですよね。妊娠中のむくみの原因や食べ物・マッサージでの予防法などを産婦人科医監修で解説します。
本ページはプロモーションが含まれています
妊婦のむくみは手や足、指、ふくらはぎなどに現れる
浮腫み(むくみ)は、血液中の水分が血管の外に染み出して皮膚と皮下組織内に留まっている状態のことを指します。長時間の立ち仕事やアルコールの摂取などがむくみの原因になります。病気の症状のひとつとしてむくみが生じる場合もあるため、注意が必要な場合もあります(※1)。
むくみが出る部位は人によって違います。一般的なむくみ同様に妊婦のむくみも手足やふくらはぎ、顔といった部分が気になる人が多いようです。夕方ごろになると足の甲がむくみによって膨れ上がり靴がきつい、足の裏が痛い、指がむくんで指輪が外れにくくなるなどで悩む人もいるようです。
妊婦健診でのむくみチェック

引用元:https://cdn.mamanoko.jp/attachments/4909fa6710975f5797e2c4ec7dd783dce0075074/store/limit/620/620/316ee011320ee39c332da793bc3895ec67ff5aaf87178daec95c7d1856ba/image.jpg
母子ともに問題ないかを確認するため、妊婦は定期的に妊婦健診を受けます。健診では血圧や体重、腹囲、子宮底長、尿蛋白、尿糖などとともにむくみのチェックがあります(※2)。妊婦健診で定期的に妊婦の身体の状態をチェックすることで、病気の兆候などがあれば早めに確認・対応できるようになっています。
妊婦健診を受けると母子健康手帳に病院が記録を記入してくれます。母子手帳の妊婦健診のページには妊娠週数や体重、血圧などの数値を記入する欄と+−(プラスマイナス)の記号が記載されているむくみ・尿蛋白・尿糖の欄があります。むくみの場合には「+」はむくみあり、「−」はむくみなしとなります。むくみがあるからといって即入院とはなりませんが、ひどいむくみが続く場合などには高血圧や蛋白尿に注意が必要となり、経過観察になる場合もあります。






