ままのて

高温期15日目は、妊娠の可能性も生理の可能性も考えられる時期です。妊娠・生理どちらを希望している場合でも、腹痛・吐き気などの症状や出血、おりものの変化、体温が上がるか・下がるかといったさまざまな点が気になるでしょう。判断が難しい時期ではありますが、焦らずに一つひとつの可能性を確認していくことが大切かもしれません。


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基礎体温は身体の変化の予測に活用できる

体調管理の一環生理日の予測妊娠の可能性を高めるために、「基礎体温」を用いている人は少なくないでしょう。基礎体温は、生理周期と呼ばれる生理が始まってから次の生理が始まるまでの一定周期の中で体温が上がる・下がるといった変動が起こります。女性の心や身体に影響を与える「卵胞ホルモン(エストロゲン)」「黄体ホルモン(プロゲステロン)」と呼ばれる2種類の女性ホルモンの分泌量の変化により、基礎体温は変化するためです。

2種類の女性ホルモンは基礎体温だけでなく、女性特有の排卵や生理・妊娠といった身体の変化、生理前にイライラする・不安になるといった心の変化にも影響与えます。基礎体温を継続的に記録していくと身体の変化を予測できるようになり、「生理前だからイライラしやすいので家で過ごそう」「妊娠の可能性がありそうなので薬やお酒は控えよう」といった場面での活用に期待ができます。


高温期の終わりには生理・妊娠の可能性がわかる

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女性ホルモンの分泌量によって変化する「基礎体温」は、高温期と低温期に分けられます。基礎体温が高くなる「高温期」は体温を上げる働きがある黄体ホルモンの分泌が多くなることで、体温が上がる仕組みになっています。高温期には、妊娠準備として受精卵が着床しやすいように子宮内膜が厚くなります。着床が成立するとそのまま受精卵が育ち、着床が成立しなければ黄体ホルモンの減少とともに子宮内膜が剥がれ、血液とともに外に出ていくことで生理(月経)になります。

高温期はほぼ一定で、約2週間程度といわれています。このため高温期何日目なのかがわかれば、次の生理日の予測をするこが可能です。高温期が2週間以上続くようであれば、妊娠の可能性を考えても良いかもしれません。ただし生理不順による周期の乱れやストレスなどによる心的原因によっても生理が遅れる場合があります。数日遅れた程度では断言はできませんが、1週間以上経っても生理が始まらないようであれば市販の妊娠検査薬を試してみても良いかもしれません。


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