ままのて

「子宮復古不全」とは、妊娠中に大きくなった子宮が、産後にうまく収縮せず、妊娠前の状態になかなか戻らないことを指します。子宮復古不全になると、子宮内感染症のリスクが高まるため、病院で適切な処置を受けることが大切です。ここでは子宮復古不全の原因や症状、治療法、帝王切開後になりやすいといわれる理由について解説します。


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子宮復古不全とは?

妊娠中に、赤ちゃんの成長とともに大きくなった子宮が、産後に収縮しながら妊娠前と同じ大きさや硬さに戻ることを「子宮復古」と言います。「子宮復古不全」とは、この子宮復古がなんらかの原因でうまく進まない状態のことです。通常では、分娩後約1ヶ月で、妊娠前の大きさにまで戻るとされています。

子宮復古不全が良くないとされるのは、再び子宮内膜が正常に作られるのが遅れて、悪露(おろ)の量が増えるためです。悪露は細菌が増える原因になり、子宮内膜炎や子宮筋層炎などの病気のリスクが高まります。


子宮復古不全の原因は?

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子宮復古不全は、子宮の収縮をさまたげる明らかな病気がある「器質性」と、病気以外が原因の「機能性」に分けられます。具体的には、次のような原因があげられます。


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