「胎児水腫」と聞いても、ピンと来ない人が多いかもしれません。「胎児水腫」は赤ちゃんの全身に水がたまり、むくんだ状態になる病気です。発生頻度は高くないといわれています。妊婦健診の超音波検査で見つかることが多く、状態によっては赤ちゃんの命にかかわります。ここでは、胎児水腫の原因や予後、治療法などについて解説します。
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胎児水腫とは?
胸水、腹水、心嚢水がたまって身体がむくむ
胎児水腫は、赤ちゃんの全身に水がたまってむくんでしまう病気ですが、具体的にはどういった場所に水がたまってしまうのでしょうか。詳しくみていきましょう。
・胸水貯留(きょうすいちょりゅう)
胸の壁と肺のあいだには、潤滑油として働く水があります。これを胸水と言い、なんらかの理由で異常に増えることがあります。胸水が増えた状態を「胸水貯留」と言います。
・腹水貯留
お腹にタンパク質を含む体液がたまった状態を「腹水貯留」と言います。
・心嚢水(しんのうすい)貯留
心臓を包む心嚢と心臓のあいだに水がたまった状態を「心嚢水貯留」と言います。
胎児水腫は、上記の3つのうち2つ以上の症状があり、なおかつ全身にむくみがみられる状態を指します。
胎児水腫になる確率は決して高くない
胎児水腫になる詳細な確率は不明ですが、比較的発生頻度が低く、珍しい病気のひとつであるといわれています。



