ままのて

子どもに予防接種を受けさせるときや、病気で検査や手術を受けさせるときに、本当のことを子どもに伝えないことはありませんか。パパ小児科医の加納友環(ぱぱしょー)先生が、ご自身の子ども時代の体験をもとに、子どもにウソをつかずにきちんと説明する大切さを教えてくださいました。


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子ども時代の入院検査の苦々しい記憶

私は7歳のとき、ある大学病院に何ヶ月も入院していました。
特発性血小板減少性紫斑病(しはんびょう)という病気で、血を止める成分である「血小板」が少なくなる病気です。

入院中には繰り返し採血や点滴などの処置がありました。
最初は採血や点滴も泣きわめいていましたが、何度か経験するうちに「まあ我慢できないほどでもないか」とだんだん慣れてきて、次第に泣かずに「はいどうぞ」と処置をしてくれる先生に手を差し出すようになりました。


突然の大きな処置

入院中の処置に慣れてきたある日、看護師さんから「ちょっと検査があるから来て」と呼び出され、いつもの処置室に入っていくとなんだか様子が違いました。
処置室にいた先生は手袋をして青い手術着のようなものを身にまとっています。しかも主治医の一人だけではなく何人もの先生がその格好でとても重苦しい雰囲気でした。

「ちょっと痛い検査だけど、すぐ終わるから」
そう言われても直感的に怖い!と思った私は「いやだ!」と逃げ出そうとしました。
しかし何人もの看護師さんに捕まえられ、処置台に仰向けに押さえつけられ、パジャマのズボンを下ろされました。

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私を取り囲む大勢のお医者さんや看護師さん、上から照らされるライトを見て、
「バラバラに解剖されてしまう!」
そう感じた私は、「いやだいやだー!」と叫びながら暴れました。

しかし大勢の大人がそれ以上の力で抑えつけて、
「腰のところから注射するけど、すぐ終わるから」
そう言って腰のところにチクリ。

「痛いー!あー!」叫んでもやめてくれそうにありません。


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