「怜」は現在の元号に使われている「令」と同じ読みを持つ漢字です。「れい」以外にも「りょう」や「さと」など名付けに適した読みや意味があり、親の願いを込めた素敵な名前が考えられそうです。名前ランキングでも人気な「怜」の漢字の由来や意味、イメージや悪い意味はあるかどうか、女の子と男の子それぞれの名付けの例をご紹介します。
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「怜」の意味、読み方などの基礎知識
「怜」は明治安田生命の人気の名前ランキング(男の子)で、トップ100にランクインしたことのある漢字です。男の子だけでなく女の子の名前にもよく使われており、過去には「怜」を使った名前がいくつもランキング入りを果たしています。
現在の元号である「令和」にちなんで、「令」「怜」「玲」など、「れい」や「れ」を含む名前を考える方もいるでしょう。「怜」にはどのような意味があるのか、その成り立ちや読み方をご紹介します。

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意味・願い | 1.悟りが良い 2.心が澄んでいてかしこい 3.いとおしくおもう、あわれ 賢明で迷いない人生を歩めるように。情緒豊かで趣ある人生となるように。人の機微を理解し社会に役立つ人となるように。 |
漢字の成り立ち | 「心」と音の「令」から成る会意兼形成文字。「令」は澄みきっていて清らかな神の命令という意味がある。 |
字画数 | 8画 |
音読み/訓読み/名のり | レイ・レン・リョウ/さと(い)・あわ(れむ)/さと・さとし・とき |
漢字が持つイメージ | 頭脳明晰。機知に富む。聡明。利発。神聖。情緒。 |
名前の説明例 | 「りっしんべん」に令和の「れい」 |
「れい」という音の響きを持つ漢字には、研ぎ澄まされた感覚を想起させるものが多いですね。「怜」もそのひとつです。
「怜」は部首に「心」が使われていることで、感情の豊かさも感じられます。名付けでは「柔軟な心と鋭敏な感性を兼ね備えた人となるように」という願いが込められそうです。情報が行きかう今の時代の名前にぴったりの漢字といえます。
「怜」を使った熟語
「怜」を使った熟語には「怜悧(れいり)」があります。頭のはたらきが鋭く、りこうであるという意味です。怜悧な顔つき、怜悧な頭脳といった使い方をします。記憶力にすぐれているだけではなく、冷静に状況を判断する力や解決策を探る力を持つ人物像が浮かびますね。
このことから、「怜」を使った名付けでは、聡明さ、利発さを願う気持ちが込められそうです。知恵と知識で人生を切り開き、社会に必要とされる人に育ってほしいですね。