10代の頃の自分に伝えたいこととは…?

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今回は「自分自身に手紙を書く」というテーマのもと漫画を描いてみました。
初回は「10代の自分に向けて」の手紙。
10代は趣味も夢もたくさんありました。
人よりズバ抜けてできることなんて何一つなかったのに、「自分はいつかすごい事ができる!」と根拠もなしに買いかぶっていた私。
今思うと、恥ずかしいというより、一周回って「どこからそんな自信が出てくるんだ…」と羨ましくなるほどです。
もちろん、その漠然とした夢のためにできる限りの努力はしました。
高校は美術科を専攻して、芸大を目指して毎朝毎晩デッサン室にこもりっきりの高校生活。
夏休みも正月休みも春休みも、美術系の予備校に通って毎日絵を描いていました。
一番多感な時期なのに、案外真面目に頑張っていたなと今振り返ると思います。
それはすべて「努力すればいつか報われる」と思っていたから。
でも現実はそんなに優しくありません。
どんなに努力しても、自分より絵が上手な人なんて山ほどいました。
そこそこの努力でもとんでもない絵が描ける「天才タイプ」みたいな人もこの世界では少なくなく、そうじゃない凡人な私には太刀打ちができないことも山ほど。
結局どうしても入りたかった志望校は不合格。
諦めきれずに浪人もさせてもらいましたが、やはり不合格。
努力しても報われないと感じ、私は逃げるように絵やデザインの世界から遠ざかりました。
今振り返ると、あの時の私はとても視野が狭くなっていたし、周りに対する感謝が足りなかったなと思います。
浪人できなくて大学を諦めた人もいれば、そもそも大学受験自体挑戦できなかった人だって山ほどいるはず。
そういう人たちがそれでも夢を諦めず頑張っている姿を直視せず、自分より恵まれている人ばかり例に挙げて羨んで言い訳をしていた。
そんな自分が、とても恥ずかしい。
今、私も母になり、娘を支える立場になりました。
育児は大変なことばかりで毎日試行錯誤を繰り返していますが、子供を産んだことにより自分の親の気持ちがほんの少しわかった気がします。
こんなにも心から、娘(私)の幸せを願ってくれていたんだなと思うと、当時の感謝のたりない自分が情けない。
「努力しても報われなかった」と書きましたが、それは当時感じた話。
もっと長い目で見ると、今私は当時の自分が頑張ってくれたことで報われています。
何が、いつ、自分に返ってくるかはわからないもの。
それは10代の私には到底予想もつかないかもしれないです。
10代の自分に言えることは、
「置かれている環境や周りにもっと感謝なさい」
ということと、
「毎日努力してくれてありがとう」
です。
今回は、過去の自分に寄り添う手紙を描いてくださったオキさん。一生懸命だった自分に、優しく寄り添う言葉に胸が熱くなります…!
次回は未来の自分に向けて、今の自分が伝えたい思いを語っていただきます。お楽しみに!
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