ままのて

白身魚はいつから赤ちゃんに食べさせることができるのでしょうか。ここでは白身魚の種類別に食べられる時期や下ごしらえのコツ、冷凍保存の方法を紹介します。離乳食の時期別のおすすめレシピもぜひ参考にしてみてくださいね。栄養豊富な白身魚を使って、赤ちゃんにおいしい離乳食を作ってあげましょう。


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白身魚はカルシウムやたんぱく質を効率よく摂取できるので、離乳食期の赤ちゃんに食べさせたい食材です。白身魚の種類や食物アレルギーの有無、おすすめレシピなどについて知り、赤ちゃんの健やかな成長をサポートしてあげましょう。


離乳食の白身魚はいつから?食べられる種類は?


白身魚は種類によって離乳食初期からOK

白身魚は離乳食初期(ゴックン期)から食べさせることができる食材です。初めは、脂分が少なく繊維がやわらかい鯛(たい)やカレイなどを選ぶようにしましょう。離乳食期は生魚をそのまま与えることは避け、必ず加熱してからごく少量ずつ食べさせるようにしてください。

ひとくちに白身魚といっても種類は多く、魚の種類によって赤ちゃんに与えてよいタイミングが異なります。以下、魚の種類ごとに食べさせても良い時期を一覧で紹介します。

種類
初期(ゴックン期)
中期(モグモグ期)
後期(カミカミ期)
完了期(パクパク期)
カレイ
ヒラメ
きす
スズキ
鯛(たい)
しらす
シイラ
太刀魚(たちうお)
たら×
鮭(さけ)×
ほっけ(生)××

鮭は身が赤く赤身魚と勘違いされがちですが、実は白身魚の一種です。一方さわらは一見白身魚に見えますが、成分はマグロに近く赤身魚に分類されています(※)。

ほっけは白身魚ではあるものの、塩分の高い干物として販売されていることが多く、離乳食には不向きなので気を付けましょう。生のほっけは離乳食後期(カミカミ期)以降から与えることができます。

白身魚の中でもたらは食物アレルギーを引き起こす可能性が高いので、より慎重に与えることをおすすめします。もちろんほかの白身魚でもアレルギー反応が起こる可能性はあるので赤ちゃんに初めて与えるときは小さじ1程度から始めましょう。

※白身魚と赤身魚は、赤い色素であるヘモグロビン(血液色素たんぱく質)とミオグロビン(筋肉色素たんぱく質)の含有量によって分類されます。


白身魚の与え方

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白身魚は離乳食初期から食べることができるタイプをしっかりと確認しましょう。最初はアレルギーなどの心配があるので、十分に加熱してからすりつぶし、少量ずつ与えてあげてくださいね。

時期
かたさ・形状
離乳食初期(ゴックン期) (5ヶ月・6ヶ月)加熱してからなめらかにすりつぶす。ゆで汁や白湯などを加え、とろとろのペースト状にする。
離乳食中期(モグモグ期) (7ヶ月・8ヶ月)舌ですりつぶせる程度のかたさが目安。加熱後に細かくほぐし、あらくすりつぶす。食べにくいようならとろみをつける。
離乳食後期(カミカミ期) (9ヶ月・10ヶ月・11ヶ月)歯ぐきでつぶせる程度のかたさが目安。加熱後にあらくほぐす。
離乳食完了期(パクパク期) (1歳~1歳半頃)歯ぐきで噛めるかたさが目安。加熱後に赤ちゃんのひと口大にほぐすか切る。

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