ままのて

赤ちゃんがひとりで鼻がかめるようになるまでのあいだ、鼻水取りはママやパパの大きな課題です。鼻水を吸い取ることが難しいのはもちろんのこと、鼻水を吸い取るアイテムで赤ちゃんが本当にすっきりするのか悩む方も少なくありません。ここでは、赤ちゃんや小さい子どもの鼻水のとり方を解説します。


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赤ちゃんの鼻水の原因は?


風邪

赤ちゃんに鼻水や鼻詰まりの症状があるとき、原因のひとつとして疑われるのは風邪症候群です。風邪症候群はウイルスや細菌によって引き起こされる感染症で、くしゃみや鼻水、鼻づまりなど、鼻やのどの症状があらわれます。(※1)(※2)

鼻やのどの上気道に炎症がとどまらず気管支まで進行すると、咳やたんが出始めます。発熱や下痢をともなうこともあるでしょう。

風邪の原因のほとんどはウイルスとされており、ライノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、アデノウイルスなどさまざまな種類が存在します。通常は 2~3日目が症状のピークで、7~10日間でほどで自然に回復しますが、悪化すると中耳炎や肺炎に進行することもあるため長引く症状には注意が必要です。

新型コロナウイルス感染症でも、これまで知られているウイルスと同様に鼻水やくしゃみといった症状がみられます。赤ちゃんに鼻水などの風邪症状がある場合は、新型コロナウイルスへの感染を考慮することが大切です。


アレルギー

鼻水を主症状とする病気は、アレルギー性鼻炎も知られています。アレルギー性鼻炎はダニやハウスダスト、ペットの毛などを抗原とする通年性と、花粉を抗原とする季節性に分かれます。症状は抗原に触れることであらわれますが、居住環境や遺伝も影響しているといわれています。(※3)

アレルギー性鼻炎は、以前は10歳以下での発症は少ないとされてきました。しかし、ペットを飼う家庭が増えたり気候が変動したりすることで抗原は増加しており、アレルギー性鼻炎を発症する年齢は年々低下する傾向にあります。

症例数は多くないものの0~4歳までに発症しているケースも認められており、赤ちゃんの鼻水・鼻詰まりが続く場合はかかりつけ医に相談するようにしましょう。


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